GitHubのリポジトリーに保存された翻訳データを用いて、Webサイト(主にGitHub)の翻訳を行うChrome拡張機能です。 翻訳定義はYAML形式で管理されており、ドメインごとに異なる翻訳設定を適用します。
- 複数ドメインの管理:
- 異なるWebサイトに対して異なる翻訳設定を適用可能!
- 各ドメインごとに有効/無効の切り替えが可能!
- GitHubリポジトリとの連携:
- 翻訳データはGitHubリポジトリに保存した内容を読み込みます
- チームでの翻訳データの共有・編集が容易!
- 翻訳設定のインポート/エクスポート:
- YAML形式での設定のインポート/エクスポートをサポート!
- 動的DOM変更への対応:
- MutationObserverを使用して動的に変更されるコンテンツも翻訳!
- GitHubの特殊UI構造への対応:
- GitHubの特殊なDOM構造(data-content属性など)に対応した翻訳処理!
翻訳データはYAML形式で定義されています。
# GitHub翻訳設定ファイル
site: "github.com" # 対象のサイトドメイン
language: "日本語" # 翻訳後の言語
description: "GitHub UIの日本語翻訳" # 翻訳ファイルの説明
version: "1.0.0" # 翻訳ファイルのバージョン
author: "223n" # 作成者の名前
last_updated: "2025-03-09" # 最終更新日
# 翻訳エントリー
translations:
# ナビゲーション
- original: "Pull requests" # オリジナルの文字列
translated: "プルリクエスト" # 翻訳後の文字列
context: "メインナビゲーション" # オリジナルの配置場所
- original: "Issues"
translated: "課題"
context: "メインナビゲーション"
# リポジトリページタブ
- original: "Code"
translated: "コード"
context: "リポジトリタブ"
拡張機能内で管理されるドメイン設定もYAML形式で定義されています。 この設定は、拡張機能でインポートすることもできます。 また、拡張機能で設定した内容をエクスポートすることも可能です。
# ドメイン翻訳設定
domains:
- domain: "github.com" # 翻訳対象のサイトドメイン
name: "GitHub UI 翻訳" # 説明
repository: "https://raw.githubusercontent.com/223n-tech/Multillingual-Website-Translation/refs/heads/master/config/translation-config-github.yml"
# リポジトリーに保存してある設定ファイルのURL
enabled: true # 有効・無効
description: "GitHub UI の日本語翻訳" # 説明
ビルドは、makeコマンドを使います。
利用可能なコマンド:
make : 拡張機能をビルドしてzipファイルを生成します
make build : ビルドディレクトリに必要なファイルをコピーします
make package : ビルドディレクトリからzipファイルを生成します
make beta : ベータ版の拡張機能をビルドしてzipファイルを生成します
make clean : ビルドディレクトリを削除します
make clean-all : ビルドとdistディレクトリを削除します
make help : このヘルプを表示します
現在のバージョン: 0.4.0```
### ベータ版について
Chromeウェブストアには、ベータ版を公開したあと、本番を公開するように注意書きがあります。
そのため、`make beta`でベータ版のパッケージを生成してベータ版を公開したあと、公開版を公開するようにしてください。
## 注意点
1. GitHubの仕様変更によってDOM構造が変わる可能性があるため、定期的なメンテナンスが必要です。
2. 翻訳データはGitHubリポジトリ経由で取得するため、適切なアクセス権限の設定が必要です。