PERIDOT-AIRは altera社製 CycloneIV E FPGA(EP4CE6E22C8N)を搭載したプロトタイピング向けFPGAボードです。FPGAの他に256MbitのSDRAM、SD/MMCカードスロット、OSCおよびコンフィギュレーションROMをオンボードに搭載しており、インスタントオンで動作させることができます。
搭載FPGAは約15万ゲート規模で、ソフトマクロCPUを使った組み込み用SoC開発やディジタル回路の実装に最適です。
ボード形状はArduinoと同一になっており、Arduino用のホルダーや各種シールドを使うことができます。
- 搭載FPGAデバイス
- altera Cyclone IV Eファミリ EP4CE6E22C8N (6kLE, 内蔵メモリ 270kbit, PLL 2個, 18x18乗算器 15個)
- オンボード周辺機器
- SDRAM 256Mbit 16bit幅×4Mワード×4バンク
- コンフィギュレーションROM EPCQ16互換 16Mbit
- MEMS OSC 50MHz
- SD/MMCカードスロット
- ユーザーLED 2個
- ユーザーI/O数
- 28本（Arduinoタイプピンソケット）
⚠️ I/O電圧は3.3Vです。5V信号入力はできません。
- 28本（Arduinoタイプピンソケット）
- 動作電圧
- オンボードmicro-Bコネクタからの4.5V～5.5V、またはArduinoピンソケットのVIN端子からの4.5V～9V FPGA電源(1.2V、2.5V)およびI/O電源(3.3V)はオンボードで生成
ブロック図
ボード上のJTAGコネクタ経由でQuartusPrime／NiosII EDSからsofファイルまたはjicファイルのダウンロード、SignalTapII（組み込みロジックアナライザ）、NiosIIプロセッサのJtag-gdbを使うことができます。
PERIDOT-Airのプロジェクトを流用する場合、jicファイルは自動で生成されます。
同梱のJTAG-CONN変換基板を下記のように接続してUSB-Blasterダウンロードケーブルを使用してください。
スイッチサイエンス PERIDOT-Air - プロトタイピング用FPGAボード